縄文時代から食べられていたという記録が残っている、日本古来のスーパーフード。

滋養のある榧（かや）の実は保存食・行動食などにもオススメ。
今でも実からとった油が作られている他、漢方にも良く用いられています。

高さ25m、直径2m程度にまで育ち、その寿命は1000年にも及ぶ榧（かや）の木。
耐久性・耐水性にも優れ、昔は建築材や船舶、風呂桶など幅広く使われていたそうです。
現在は榧材が枯渇し、昔のような用途で使われる事はないそうですが、碁盤・将棋盤はもちろん、まな板も最高級品として珍重されています。

そのため、な、なんと銘木として転売するため、盗採されることがあるらしい。

昔は田舎のあちこちに生えていたそうですが、

「でかくてじゃま」

という理由から（笑）、ばしばし伐採されてしまったそうで、今となっては絶滅に近い状態だそうな。

そんな榧（かや）の木を、代々手を入れて残している近所の農家さん。
実を取り、鬼皮を剥いて、灰汁取りをした後じっくり乾燥させて、「もう食べられるよ」の状態にまでしてくれました。
世の中にはローストした榧（かや）の実もあるけども、ローストには好みがあるのと、自然のままの栄養素を摂って欲しいな～という考えから、ローストはしていません。

榧（かや）の実はビタミンEがとっても豊富（抗酸化作用）。
実に含まれる油分には、リノール酸・オレイン酸・シアドン酸など、9種の脂肪酸が含まれていて、中でも不飽和脂肪酸「シアドン酸」が約10％も含まれているのがスーパーなところ。
※シアドン酸＝中性脂肪やコレステロールを抑制するといわれています。

こんな良質の油を含む榧（かや）の木を伐採してきたなんて、

もったいない

の一言に尽きます。

農家さんが手間ひまかけて作ってくれた榧（かや）の実。
色んなかたの免疫力アップに役立てばいいな～。
榧（かや）の実を知って食べてくれる人が増えたら、農家さんも報われるし、今後もずっと榧（かや）の木をお手入れし続けることが仕事として成り立ってくれればいいな～。

日本古来の良質なものを未来に残すために、一度ご賞味ください＾＾

ちなみにばくばく食べるものではなく、なんというか、

ドラゴンボールで言うところの「仙豆（せんず）」みたいなもの

だと思ってくださいね（笑）。
※ばくばく食べてもいいけど、油分があるため、カロリー過多や胸焼けが起きる程一度に食べるものではないよ、という事でご認識頂ければと思います。

品名：カヤの実ナッツ
保存方法：冷暗所で保存してください
原産国：日本（長野県/南信州）
内容量：100g
賞味期限：1年（適切な保存方法の場合）